【こんな人】ももクロ高城れにと結婚の日本ハム宇佐見真吾 練習用ミットには“箱推し”の黒も

日本ハム宇佐見捕手が巨人時代に練習で使用していた「ももクロミット」の18年モデル(撮影・桑原幹久)

<こんな人>

ももいろクローバーZの高城れに(29)が、日本ハム宇佐見真吾捕手(29)と結婚することを6日、公式YouTubeチャンネルで発表した。交際は約2年で、ももクロでの活動は継続する意向。夫の宇佐見のサポートもして、「世界一の夫婦を目指す」と語った。

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宇佐見は優しさにあふれている。練習用の「ももクロミット」は現メンバーの推し色だけでなく、元メンバーの推し色、グループ全体の“箱推し”を意味する黒も取り入れていた。「1つも欠かせないんですよ。全色入れてこそ、ももクロですからね」。メーカー担当者と3時間以上話し合い、配色の見本は100種を超えたとも。“ももクロ愛”を細部に宿らせた。

巨人担当時代、拙い質問にも必ず足を止め、真剣に答えを考えてくれた誠実な姿が印象に残る。春季キャンプ中、練習の合間に「越えたい壁は?」と問うと、汗をぬぐいながら「うーん…」と2、3秒の沈黙。「1人暮らしを始めたので自炊の壁です。まだ料理道具はないですけど…」と笑顔で笑いを誘ってくれた。気軽に声をかけられる親しみやすいキャラクター。捕手らしい大きな体と心で、人生の伴侶をキャッチした。【18、19年巨人担当=桑原幹久】