創価大が筑波大下し2回戦へ 巨人ドラ4門脇誠0安打も声で盛り上げた「次戦に向け修正したい」

創価大対筑波大 筑波大に勝利し、喜ぶ創価大遊撃手の門脇(撮影・江口和貴)

<関東地区大学野球選手権:創価大4-2筑波大>◇1回戦◇7日◇横浜スタジアム

創価大(東京新大学2位)が9回に追いすがる筑波大(首都大学2位)の反撃を振り切り、2回戦進出を決めた。

2回、田中滉伸外野手(4年=遊学館)の左越えソロ本塁打で先制すると5回には立石正広内野手(1年=高川学園)の左越えソロ本塁打で2点目。6回には相手のミスにも乗じ、貴重な2点を加えた。

9回に2点を返されるも、先発の森畑侑大投手(2年=創価大)が粘り強く投げ、逃げ切った。

巨人から4位で指名された創価大・門脇誠内野手(4年=創価)は、徹底したインコース攻めの末、外角の変化球を打たされ4打数無安打。「頭では理解していましたが、体とのバランスが合わなかった。次戦に向け修正したい」と前を向いた。

それでも、主将としての顔は忘れなかった。常にチームメートに声をかけ、盛り上げた。2本目の本塁打は、初めて横浜スタジアムでプレーする1年生の立石だった。「後輩が伸び伸びとプレーしやすい環境を作るということを常に考えていたので。チームとしては勝ったことがよかったです」と、頼もしく笑った。

神宮大会を目指し、好発進した。門脇は「横浜スタジアムは居心地がいい。プロでも地に足をつけてやっていけるかな、と思いました」。プロへ向け、準備も怠らない。1つ1つの経験を糧に、前へ進む。