【日本ハム】新球場問題「現在、球団内で対応を協議」ファウルゾーン公認野球規則の定め満たさず

完成が近づいた日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」(撮影・黒川智章)

日本ハムが北海道・北広島に建設中の新球場「エスコンフィールド北海道」のファウルゾーンの仕様が、公認野球規則の定めを満たしていないことが分かった。

同規則では、本塁からバックネット側のフェンスまでの距離は60フィート(18・288メートル)以上が必要とされているが、新球場は約15メートルしかない。メジャー球場のような臨場感のあるつくりにした結果、引っ掛かってしまった。7日に開かれた12球団と日本野球機構(NPB)による実行委員会で指摘を受けた。新球場の工事は既に約95%を終えている。今後について、日本ハムは「現在、球団内で対応を協議しております」としている。