<侍ジャパンシリーズ2022:侍ジャパン-オーストラリア>◇9日◇札幌ドーム
今永昇太投手(29)が奪三振ショーを演じた。4回を3安打1失点(自責0)。そして12個のアウトのうち、実に10個を三振でもぎ取った。
力強く、回転のいいストレートにバットはおもしろいように空を切った。オーストラリア打線をねじ伏せた。チェンジアップも有効的にタイミングを外した。10奪三振のうち空振りは9。三振でないアウトは、ともに4番ウェードで遊ゴロと捕邪飛だった。
「投球は三振の数ほど内容は良くなかったですが、(捕手の)森さんが『ボール先行の中でもローボールよりもハイボールの方が良いと思う』というアドバイスをくれたので、2回以降は意識をして投げました」と話した。
初回に連打と悪送球も絡み、打者3人で1点の先制点こそ献上した。「自分がしっかりサードのバックアップに回れていなかったので、投球内容というより、そこのミスが印象に残っています」とも反省する。しかし、その後は相手を圧倒し、64球で無四球。WBC本番1次ラウンドの球数制限は65となる。その制約がある中で、4回も3者凡退で仕留めた。回の途中でマウンドを譲ることなく投げきり、外国勢への強さをあらためて見せつけた。