大阪桐蔭、微妙な判定で痛い2点目を献上 三塁ベース踏んでいないと主張も認められず

仙台育英対大阪桐蔭 2回表、球審の説明を聞く伝令を見守る大阪桐蔭・西谷監督(奥)(撮影・滝沢徹郎)

<明治神宮大会:仙台育英-大阪桐蔭>◇高校の部準決勝◇21日◇神宮

連覇を狙う大阪桐蔭(近畿)が微妙なジャッジで痛い2点目を献上した。

2回無死満塁の守備で、仙台育英・山田脩也内野手(2年)の打球は三塁ライン際へのゴロ。三塁の岸本真生内野手(2年)は本塁に送球し、本塁フォースアウトかと思われた。

ただ三塁塁審は岸本が三塁ベースを踏んでから送球したと判断し、二塁走者のフォースアウトを宣告。フォース状態が解かれた三塁走者をアウトにするにはタッチが必要だったことになり、生還が認められた。

岸本はベースを踏んでいないと主張し、西谷浩一監督(53)は伝令を通じて審判に確認。審判団も協議したが、判定は変わらなかった。