独立リーグのBC・神奈川は13日、藤沢市内で新入団選手発表会見を行った。新加入選手は練習生を含めて19人。神宮朋哉内野手(24=BC・群馬)を除く18人が出席した。済美時代、主将で4番として甲子園に出場した池内優一投手(22=駒大)は独立リーグで再起をかける。
ライバルと再び対決するため、夢を追いかける。済美3年時は主将として甲子園と福井国体に出場するも、どちらも中日の根尾昂投手(22)、ロッテの藤原恭大外野手(22)らを擁する大阪桐蔭に敗戦した。「もう一つ上の舞台で戦いたい」と強く思い、プロを目指す大きなきっかけとなった敗戦だった。
しかし、その後は思うようにいかなかった。駒大に進学するも、右ひじなどのけがに悩まされ、4年間でリーグ戦出場はなし。仲間たちが戦う姿をスタンドから見守る日々だった。「高校では大舞台でやらせてもらったから、主戦で行くつもりだった」と悔しがる。
折れそうな心の支えになったのが家族の存在だった。幼い頃から、不自由なく野球をやらせてくれた。中学時代は往復2時間の送り迎えをしてもらった。「両親が忙しい時にはおじいちゃん、おばあちゃんが何も言わなくても送り迎えしてくれた」。前日12日には、地元の愛媛に帰省し「夢を持つことは大事、もうひと踏ん張り頑張って」とエールをもらった。
「根尾や藤原、今年駒大からプロ入りした林にはいい刺激をもらった。でもそれ以上に家族のために頑張りたい」。BC・神奈川で結果を残してNPB入りし、両親への恩返しを誓う。【星夏穂】