【巨人】オコエ瑠偉「1軍でプレーすることは簡単ではない」群雄割拠の外野手レギュラー争い挑む

入団会見でユニホーム姿を披露した巨人オコエ瑠偉外野手(撮影・三須一紀)

今年初めて実施された現役ドラフトで楽天から巨人に加入したオコエ瑠偉外野手(25)が14日、東京・大手町の球団事務所で入団会見を行った。背番号は「50」。本拠地のある東京出身で、小学時代にはジャイアンツジュニアに所属した少年が、13年ぶりに巨人のユニホームに袖を通した。群雄割拠の外野手レギュラー争いに割って入る。

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地元球団への移籍祝いに友人からもらったオレンジのネクタイを締め、オコエは「緊張してます」と会見に臨んだ。「背番号12で補欠でした」という、ジャイアンツジュニア以来の巨人ユニホームに、「光栄です」と笑顔で袖を通した。

現役ドラフトという新制度での移籍。戸惑った面は正直ある。「(楽天)球団と話す前にメディアで自分の名前が挙がっていたので『あ、やっぱりそうなんだ』と。さみしい気持ちと、ワクワクが半々でした」。それでも、今季6試合と出場機会に恵まれなかった状況からチャンスを得て「このシステムで拾ってもらった。結果を出すしかない」と覚悟を決めた。

来季に向け、巨人は外野のレギュラー争いが激化する。原監督が不動の中堅手だった丸の右翼手へのコンバートを明言し、オフ早々、号砲が鳴った。

いの一番に手を挙げたのは増田陸。今季124試合に出場したウォーカーに復帰組の長野、本職は三塁手だが外野守備の練習を始めた松田もいる。加えてドラフト2位の慶大・萩尾匡也外野手(21)もレギュラー奪取に意欲を示している。「戦国外野」へ挑むオコエは「ジャイアンツというでかいチームの1軍でプレーすることは簡単ではない」と客観的な視点を持ちつつも「走塁、守備をしっかりやりつつも、打たないと1軍にいるのは難しい。隙がない野球ができるよう心がけたい」と引く気はない。

会見中、何よりも強調したのが地元愛だった。2年前に脳梗塞で倒れた祖父も、東京ドームなら観戦に来られる。「(キャンプ地)宮崎出身のおじいちゃんが本当に喜んでくれた」。家族のためにも、故郷の東京でひと花咲かせるつもりだ。【三須一紀】

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