【阪神】杉山新オーナー、「アレ」に向け「必要と考えられるチーム、組織作りに注力」/一問一答

オーナー交代会見に臨む阪神杉山新オーナー(撮影・前田充)

阪神球団初の阪急出身オーナーが誕生した。阪神は21日付で阪急阪神ホールディングス(HD)の杉山健博(たけひろ)社長(64)がオーナーに就任することを発表した。藤原崇起オーナー(70=阪神電鉄会長)は退任。大阪市内の阪神電鉄本社で就任会見を行った杉山新オーナーは「阪神タイガースの経営権は阪神電気鉄道にある」と明言。取締役から代表取締役会長となった秦雅夫(しん・まさお)氏(65)と二人三脚で18年ぶりのリーグ優勝へ全力を注ぐ。

    ◇    ◇    ◇

杉山オーナーの一問一答は以下の通り(会見でのテレビ質問)。

 

-今の気持ちを

「一言で言えば、身の引き締まる思い」

-23年は岡田新監督。監督とは話をしたか

「実はまだ、岡田監督とはお会いできておりません。これからタイミングを見て時間を設けて、いろいろとお話を聞かせていただければ」

-今後、どういうチームを作っていきたいか

「常により強く、より魅力的なチームを。今ファンのみなさま方が一番待ち望んでおられるのは、やっぱりまずはセントラル・リーグでのリーグ優勝だと思っておりますので、それに向けて、必要と考えられるチーム作り、組織作りに注力していきたい」

(会見後の囲み)

-藤原前オーナーが会見で経営権は阪神タイガースから変わらないと

「その通りです。阪神タイガースの経営権は、阪神電気鉄道にありまして、それに変わりはございません」

-ホールディングス社長を3月で退任の発表も。阪神タイガースのほうに力を入れることの表れか

「まったく関係ありません。まったく切り離して考えていただきたい」

-秦さんとはどういう形で協力し合っていくのか

「基本的にすみ分けをあえてする必要はないと思ってます。いかに、より強くして、来シーズンの優勝を果たすか、ということに関して、みんな全勢力をそこへ向けていく」

-2人体制になった理由は

「2人で二人三脚でやっていくほうがより力が発揮出来る」

-06年統合交渉の中心としてやっていたが阪神ファンの熱さを意識した

「その時って言いますか、私昔から野球が好きでしたから阪神タイガースのファンの皆さま方の熱さは、私も西宮市の出身ですのでよく分かってますので昔から。その通りと思ってました」

-現場に足を運ぶ頻度は

「足を運ぶ機会は可能な範囲で多くしていきたいなという思いは持っています」

-現時点でチームの魅力はどう感じている

「ちょっと今日は遠慮させてください。いろいろ個人的には思ってますけど、それを私の立場で今言うことは、私の私見で言ってしまうことになるので」

-経営権は、他球団はどのような説明を

「同じです。阪神タイガースの経営権は、阪神電気鉄道に引き続きございますと。そういうことの説明を明快にしております」

-各球団の反応は?

「ご理解は頂いているものだと思っています」

-西宮市出身。これまで阪神タイガースはどんな存在でしたか?

「私はすばらしいチームだと思いますよ。これだけファンを魅了できるという…外から見ているときはそう思っておりました」

◆杉山健博(すぎやま・たけひろ)1958年(昭33)11月20日生まれ。兵庫県出身。82年3月に東大法学部卒業。82年4月に阪急電鉄へ入社。06年6月に阪急ホールディングス(HD)取締役に就任。同年10月に経営統合し阪急阪神HD取締役に。17年4月から阪急電鉄社長。同年6月から阪急阪神HD社長。16年6月14日から22年4月1日までは阪神電鉄の取締役も務めた。

【関連記事】阪神ニュース一覧