巨人原監督が主砲の復権を待ち望んだ。来季の4番候補として「理想は和真だと思いますね」と筆頭に挙げた。
今季は開幕4番に座るも8月11日以降は中田に譲り「初めてじゃないでしょうかね。苦汁を飲んだ年になった」。夏場に入り、打撃不振に苦しめられた。
5年連続となる30本塁打、82打点はチームトップで打線をけん引した。だが、その結果が4位。4番に求められる役割はもっと大きい。指揮官は「秋からガラッとこう食生活や練習も変わったわけですよね」と秋季練習での取り組みを評価。来季への巻き返しへ、太鼓判を押した。
真の4番は、理想のクリーンアップへ通じる。まず、選定について「ジャイアンツの4番というのは監督が決めるんじゃなくてファンが決める。世の中が決める。今季のあの状況ではやっぱり中田だったんですよ」と説明。さらに「理想というふうに言うならば翔が若き大将を支える。松井を清原が守ってね、それが僕の中では理想ですね」とかつての“MK砲”を回想しながら4番岡本和、5番中田と並ぶ、クリーンアップをイメージした。
当然ながら岡本和への信頼は厚い。「(4番を)つかみ取るという低い言葉は使う必要がないかな」とあくまでも4番は岡本和の手中にあると示唆した。シーズン通して守り抜くことが、チームのV奪回へとつながる。【為田聡史】