【広島】菊池涼介23年立ち位置は「犬かな。和ます1匹」5年ぶりV奪回へ雰囲気作り&つなぎ役

広島菊池(右)は矢野(左)、羽月(右から2人目)、阪神熊谷(左から2人目)らとノックを受ける(撮影・佐井陽介)

犬になる-。広島菊池涼介内野手(32)が9日、静岡市内の清水庵原(いはら)球場で後輩の矢野、羽月、阪神熊谷らと自主トレを公開した。

オフに新井監督が就任し、首脳陣と選手間で「パイプ役になる」と宣言しているリーダー格。指揮官が「家族」と表現するチームの中、自身の立ち位置を問われると「犬かな。和ます1匹」と笑顔。V奪回へ、一丸となれる雰囲気作りに意欲をのぞかせた。

年明け早々「つなぎ役」の任務をスタートさせていた。機動力復活を目指す指揮官から矢野、羽月とともに「走ってきてくれ」と注文を受け、ランメニューを増やす予定。「僕も一緒に『ちゃんとやってきたな』と言ってもらえるように」と力強い。「監督から言われたことを練習、試合で遂行できるように。すぐにアンサーできる体を作らないといけない」。昨季終盤は上半身のコンディション不良に苦しんだ。仲間を勝利で笑顔にするため、オフは土台作りに尽力している。

3月にはメンバー入りの可能性があるWBCも控えるが「そこは僕は分からない。自主トレでやれることを毎年しっかりやるだけ」と冷静。まずは4年連続Bクラスからのカープ逆襲に向けて準備を進める。16年からのリーグ3連覇を振り返り「あの頃は勝手に役割が決まっていた気がする。4番の新井さんが進塁打を打ったり、そういうところも思い出して…」。目標はシンプルに「チームが勝つこと」。ムード作りからつなぎ役まで、身を粉にする覚悟は固まっている。【佐井陽介】

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