ソフトバンクのドラフト1位イヒネ・イツア内野手(18=誉)が14日、福岡・筑後市のファーム施設で行われている新人合同自主トレに合流した。5日に入寮したものの、7日のPCR検査で新型コロナウイルス陽性が判明。8日から始まった新人合同自主トレには参加できず寮内で療養していた。
背番号「36」の入ったビブスを着て練習の輪に加わった。「スタートからコロナになってしまって、出遅れている部分がありますが、頑張って取り返していきます」。そう言って同期メンバーにあいさつ。1週間の隔離生活もあって、練習は別メニュー。自転車型トレーニング器具でペダルをこぐと「久々なんで、やっぱりきついです。自転車をたくさんこいだので体力が落ちているのかなと思いました」と苦笑いした。
療養中は38度の発熱に加え、喉の痛み、鼻水などの症状に悩まされたという。それでも寮の自室では米メジャーリーグの遊撃手の好プレー動画を見て気分を紛らわせた。
プロ生活はいきなり“リタイア”から始まっただけに悔しさも募る。
「焦りというか、まあ、自分の中でがっかりというのがあった。いいスタートを切りたかったけど、一番最初にコロナになってしまって…。何とも言えないようなスタートになってしまいました」
15日には藤本監督が合同自主トレを視察予定。「間に合いましたね。何とか。できることからやっていくしかないので、できることからやっていきます」。キャンプまで残り約2週間。タカのドラ1くんが、ようやくプロとしてのスタートを切った。