侍のショートは本気だ。西武源田壮亮内野手(29)が14日、埼玉・所沢の球団施設での自主トレを公開。侍ジャパンの正遊撃手候補は例年の1月中旬とは異なる意識の存在を、隠そうとはしなかった。
「正直、いま本当に、先にあるWBCに向けて準備してて、なので。もちろんチームのこともシーズンのことも考えますけど、まず先に集中するのはWBCのほうだと思うので」
昨年12月24日、電話先の栗山監督から「1日早いクリスマスプレゼント」と届けられた代表入りの報。遊撃の位置から眺めるマウンドには、大谷やダルビッシュが君臨する。「イチ野球人として野球好きとして、めちゃくちゃ興味あります。けっこう僕、野球好きなんで」。打撃についても「打つ人は他にいっぱいいるので、僕はなんかこう、周り見ながらできることをやりたいなと思います」とほほ笑むだけだ。
言葉は控えめながら、高度な技術が日本を救う。「ツルツルしている印象」というWBC球で丁寧に練習中。捕球→送球への握り替えについても「やってて、あんまり気にならないです」と頼もしい。「守備はまず100%しっかりできないと価値がないと思うので」と、正遊撃手への期待に100%で備える。
「ワクワク感もありますし、同時に緊張感も、責任感もわいてきています」
1週間前の報道対応ではなかった「責任感」という言葉を何度か口にした。迷いなく、侍でやり切る。それがライオンズのためになる。【金子真仁】