阪神からポスティング申請を利用してアスレチックスに移籍した藤浪晋太郎投手(28)が21日、甲子園で会見した。日本時間18日にオークランド市内の球団事務所で入団会見を行ってから中2日。帰国直後で疲労が残っているにも関わらず、10年間苦楽を共にした聖地を訪れ、古巣への感謝を言葉に変えた。
◆藤浪の一問一答
-大リーグ移籍が決まった。率直な気持ちを
「そうですね。決まっただけなので、どちらかといえば引き締まる思いというか、しっかりやらなきゃなという思いが一番強いです」
-ワクワクする気持ちは強い
「そうですね、もちろんありますし、もちろん不安もありますし。まあでも、ワクワクが大きいですね」
-アメリカでは英語で会見。日本でも話題に。どの程度練習したのか
「え~3日4日ぐらい前から。発音に関しては昔ちょっとやっていたので苦労しなかったですけど、覚えるのにちょっと時間がかかりました。覚えるのに必死で(笑い)」
-反響は
「ありましたね。たくさんの方から連絡いただきました」
-米国会見では両親や球団への感謝の気持ちも
「両親ももちろん含め、たくさんの方の支え、応援があって、アメリカに行かせてもらえることになったし、今の自分があると思う。本当に感謝しています」
-阪神の10年間を振り返って
「いろいろいい思い出、悪い思い出たくさんありますけど、いいも悪いも含めて、ものすごくいい経験をさせてもらったなと思いますし、阪神タイガースの藤浪晋太郎でしか経験できなかったこともたくさんあると思いますし、阪神タイガースの藤浪晋太郎で良かったなと思っています」
-忘れられないシーンは
「いや~いろいろありますけどね。10年やるとたくさんあるんで。一番となるとなかなか順位つけがたいですね」
-高校時代から甲子園のマウンドで投げてきた。藤浪にとって甲子園とは
「自分を育ててくれた球場であり職場でもあり、いろんな面があるんですけど、一番思い出深い球場というか、一番思い入れのある球場ですね」
-特別な思いは
「もちろんですね。甲子園という昔の子供の頃に見に来ていた時からあこがれの球場でしたし、高校のいい思い出、プロ野球に入ってからのいい思い出、悪い思い出、たくさん詰まった1番大好きな球場です」
-またいつかここで投げたい
「いずれ、自分の引き際がどうなるか分からないけど、いずれ投げさせてもらえる機会がいただければ投げたいなと思います」
-あらためて大リーグではどんな投球を
「自分にとっては挑戦だと思うので、挑戦するからには思い切ってやりたいですし、いろんな経験、いろんなものを吸収しつつ成長できたらと思います」
-どんな強みで勝負したい
「やっぱりファストボール、スプリット…いろんな球種が自分の武器だと思うので、それを思い切って出しつつ、日本の皆さんにも応援してもらえるような面白い、見応えのある投球ができればと思います」
-大谷選手との対決
「世界最高の選手ですし、楽しみなのが一番ですね。ファンの方で楽しみにしてくださっている方もいると思いますし、いい勝負を見せられればなと思います」
-大谷を打ち取るイメージは
「どうですかね(笑い)。なかなか難しいなと思いますけど、頑張って工夫して抑えたいなと思います」
-大リーグで他に対戦したいのは
「鈴木誠也も同級生ですし、大谷と鈴木誠也は勝負したいなと思います」
-チームメートから言葉は
「あんまり直接ライン来たというのはないけど、みんなメディアを通じて応援のコメントを出してくれている。ありがたく受け取っていますし、応援してもらっていると実感しています」
-球団からサプライズがある。後ろのビジョンを
(動画公開)
-多くのメッセージが届いた
「うれしいですね。タイガースの後半は特にいい数字残せたわけではないですし、チームにすごい貢献できたわけでもないのに。いろんな方がすごい応援してくださっているなと実感していますし、チームメートもこうやって送り出してくれることを今、すごく感動しています。泣きそうです」
-心に残ったメッセージは
「本当に良くしてくれたチームメートでしたし、映像に出てきてくれた人も、そうじゃなかった人もみんなに出会えて良かったなと思いますし、いい出会い、いいタイガースでのチームメート、最高のチームメートだったなと思っています」
-あらためて大リーガー藤浪の意気込み
「せっかくチャレンジさせてもらうスタートラインに立てたので思い切って勝負したいですし、まだスタートラインに立っただけなので、これから覚悟を決めて勝負を思い切ってできたらなと思います」
-メディアの向こうに多くの阪神ファンが
「10年間、本当にお世話になりました。いいところも悪いところもたくさんあったと思います。もっと貢献できていい形でファンの方に送ってもらえるのが自分の中でも良かったですけど、こうい形でアメリカに挑戦させていただくことになりました。思い切って勝負するところを見ていただきたいなと思います。皆さん、うまくいくところ、うまくいってないところ、人生の中でたくさんあると思うんですけど、藤浪にちょっと重ね合わせつつ、そんな気持ちで見ていただければと思います」