オリックスの新4番候補フランク・シュウィンデル内野手(30=カブス)が10日、宮崎キャンプに合流した。
主軸を期待される大砲は「打点を稼ぐ打撃が持ち味。あえて目標の数字を挙げるなら30本塁打、100打点」と意気込んだ。
メジャーでの自己最高は21年。259打席で打率3割2分6厘、14本塁打、43打点をマークした。1年間フルに出れば30本塁打、100打点は超える計算だ。オリックスでクリアしたのは08年のローズとカブレラが最後。福良GMは日本に適応できるタイプと判断し「長打力に加えてミートもできるので打点を稼げる。(吉田の穴を)埋めてもらわないと困る」と計算する。昨年のチーム3冠で2年連続最高出塁率のレッドソックス吉田に代わる人材には最適なタイプだ。
昨年カブスで一緒だった鈴木誠也からフォークへの対応が大事と助言された。「日本人の野球への姿勢は鈴木選手を見てよく分かった」。陽気かつ真面目な性格で、会見後はすぐチーム練習に合流。「早くなじみたかった」と予定になかった室内フリー打撃にも“飛び込み”で参加し、角度のいい打球を連発した。
愛称は戦車を意味する「フランク・ザ・タンク」で、中日ビシエドと同じ。力強い弾道からイメージされたようで「高校時代から本塁打を打つたびに言われていた。日本に戦車が2人になるね」と力こぶを入れた。V3打線のキーマンが威勢よく砲弾をぶっ放す日が楽しみだ。【柏原誠】
◆フランク・シュウィンデル 1992年6月29日生まれ、米ニュージャージー州生まれ。セントジョーンズ大から13年ドラフト18巡目でロイヤルズ入り。19年メジャーデビュー。21年途中にカブスに移籍し年間14本塁打とブレークした。守備は主に一塁。メジャー通算145試合、22本塁打、79打点、打率2割6分9厘。185センチ、100キロ。右投げ右打ち。背番号23。