広島の宮崎・日南キャンプが最高に盛り上がった。初めて紅白戦が行われた13日は、日曜日で4000人のファンでにぎわっていた。本格サイン会などファンサービスに力を入れる新井貴浩監督(46)は次々とアイデアを繰り出した。
まず午前中のフリー打撃中。突然、ノックバットを握ると、左翼を守る堂林翔太内野手(31)にめずらしく外野ノックを試みた。期待通りの? 空振りもして爆笑をもらった。
「お客さんがたくさんいたから、試合前のシートノックは(監督が)打った方がいいんかなと思って。ノック打ったことないからさ。で、試しに打ったのね。それでやめようと思った(笑い)。これはひどいぞ…と。試合開始が遅れるぞと」。自分でノッカー失格のラク印を押した。
試合前のメンバー紹介でも、しっかり仕込んでいた。大瀬良大地投手(31)を呼び寄せて「選手紹介、投手陣で面白くやっていいよ」と依頼。紅組は大瀬良、白組は森下暢仁投手(25)が、正体を伏せて放送席でマイクを握った。
大瀬良は「1番センター、ウナギイヌ先輩、秋山」でクリーンヒットを放つと、復活を期す田中広輔内野手(33)には「6番サード、同期がんばれ、猛打賞や!」と熱いエール。白組の森下も「いじるところがありません、上本」や、顔がティモンディ高岸宏行に似ている森翔平投手(25)には「先発ピッチャー、やればできる、森!」と締めて爆笑をとった。
新井監督は「面白かったね~。2人にはグッジョブって言っておきました。なかなかやるじゃないですか」と直球あり、変化球ありのセンスに脱帽していた。