<練習試合:ヤクルト1-5楽天>◇16日◇沖縄・浦添
楽天滝中瞭太投手(28)と松井友飛投手(23)が、開幕ローテーション入りへアピールに成功した。ともに新フォームで臨んだ初対外試合。先発の滝中が4回4安打無失点と好投すると、5回から3番手で登板した松井友も3回2/3を3安打無失点。上々の投球となった。
滝中は、2勝に終わった昨季からテークバックを小さくした。コンパクトに腕を振り、最速144キロをマーク。例年のこの時期と比べて、球速も出ている。「バッターの反応が、思ったより差せているというのがある。ある程度落ち着いて自分のやりたいように、対バッターでできていた。フォームが大きく崩れることもなかった」。今後登板を重ね、低めに制球できるように詰めていく。
松井友はオフ期間に中日柳と自主トレを行い、体幹や下半身を使って投げることを学んだ。キャンプでは打撃投手を務めず、初実戦。「投球フォームを一から作ってるところで、今日初めて試合に臨んだんですけど、まあ自分なりにはいい方向には進んでるんで、このまま継続してやりたい」とうなずいた。
前日15日阪神戦では、投手陣が崩れて16失点。この日はローテーション候補の投手たちが結果を示した。石井監督は滝中について「変えないことも大事かなと思いますけど、変えると判断したことはすごくいい。クイックタイムもいいものが出ていますし。彼の経験値があるので、これから精度を高めていけるんじゃないかなと思います」と期待した。松井友へは「しっかりとストライクゾーンの中に放れていたし、ボールは多くなりましたけど、それなりに(ピンチを)脱出できたというのは収穫なんじゃないかなと思います」と評価した。