<侍ジャパン強化合宿>◇22日◇宮崎
どうする二塁手-。侍ジャパンの二塁手争いは、全ポジションの中で最も激しくなる予感だ。牧秀悟内野手(24)、山田哲人内野手(30)が中心。栗山監督は「僕の中で中野も含めて甲乙つけがたい感じ」と、二遊間両方こなす中野拓夢内野手(26)にも高い評価を与えた。「みんな、いい選手なんで。調子のいい人を使わせてもらう」。サバイバル必至だ。
それぞれ個性がある。牧は勝負強い。昨季の得点圏打率3割3分1厘はリーグ3位。昨年11月の侍ジャパン強化試合では、代表初招集で“栗山ジャパン1号”となるアーチを放っている。山田は経験値が違う。17年WBC、19年プレミア12、21年東京五輪で本塁打の“国際試合絶対打つマン”だ。21年盗塁王の中野は俊足が武器。バントや進塁打などの小技も利く。
特長が違うだけに、誰を起用するかで戦略にも影響しそうだ。山田は二塁専任の方針。牧は一塁もこなす。選択肢がある中、白井ヘッドコーチは「ピーキング」をポイントに挙げる。「誰かが確約されているわけではない。とにかくピークを合わせてほしい」。白熱の二塁手バトルが、25日のソフトバンクとの壮行試合から本格スタートする。【中野椋】
○…山田はフリー打撃を途中で切り上げた。腰まわりに張りを感じ大事をとったという。その後はノックを受けるなど元気な様子を披露。栗山監督は「寒かったんで、無理しないでねという話」と説明した。二塁を争う牧は「結果を出さないとスタメンはない。試合に出るからにはスタメンで出たい」ときっぱり。中野も「スピードだったり小技を期待してもらっている。一発で決められるように」と実戦での結果にこだわる。