【阪神】青柳晃洋が今季初の実戦マウンドへ「打たれたからどうこうというわけではない」

21日、ブルペンで投球練習を行う青柳(撮影・前岡正明)

開幕投手本命の阪神青柳晃洋投手が、満を持して今季初の実戦マウンドに上がる。

23日の練習試合中日戦(北谷)の先発で2イニングの予定。「練習の時とはまた違うので、緊張感があると思いますけど、打たれたからどうこうというわけではない。本当にいい練習ができれば」と力を込めた。

今キャンプでは「配球のバリエーションを増やす」ことをテーマに掲げる。ブルペンでも早い段階から実戦を想定した投球練習を継続。昨年のこの時期は得意球のスライダー、ツーシームを封印していたが、今年は球種を絞らない。梅野と話し合いを重ね「どの球種もストライク先行で投げられるようにしていこうと。追い込んでから三振を取りにいくのか、詰まらせるのか、明確な意図を持った配球と結果にこだわってやっていこうと話しました」。

エースの背中でみせる。梅野からは“教科書になれ”指令も出た。「どういう取り組みをしているか、後輩たちの手本になることが大切」と伝えられた右腕は、「今まで自分の仕上がりだけを求めてやっていた。そういう自覚を持ってやっていきたい」と引き締めた。敵だけでなく、味方からも熱視線を注がれる形で、背番号17が初陣に挑む。【古財稜明】

○…伊藤将が23日の練習試合中日戦(北谷)で今季初の実戦登板する。2イニングの予定。「ブルペンでの直球の強さを実戦でしっかり投げられたら」と、最速150キロ到達を目標にキャンプでも、筋力強化し磨きをかけてきた直球を試す。プロ入り後2年間先発ローテーションを守ってきた。「調整の仕方を把握できた。あまり変えず継続できれば」と今季も自分のペースで調整を進めている。

○…3年ぶりに先発転向した岩貞が意図的に投球間隔を詰めている。25日オープン戦ヤクルト戦(浦添)で、先発し3イニングを投げる予定。前回19日の韓国サムスン戦では2回4奪三振無失点。「一番難しいと感じたのは投球間隔を詰めるところ。リリーフでは投げ急ぎに感じてしまうくらいにやらないと、逆に長くなってだらけると思う」と、先発としてテンポのよい投球の感じをつかむ。

○…村上が23日の2軍でエナジック戦(うるま)に登板する。実戦3回目の右腕は4イニングを予定している。ここまで紅白戦を含む2試合に登板し、計6回をゼロで封じている。「無失点で抑えられるように、打たれてもホームに返さないようにやっていきたい。いい感覚が続いているので、どう配球していくかを考えていきたいです」と力を込めた。

○…西純と才木は24日の2軍日本ハム戦(名護)に登板する。西純は4イニングを登板予定。「打者を見ながら、状況にあった投球をしたい」と意気込んだ。20年オフにトミー・ジョン手術を受けた才木も4イニングを予定。12日紅白戦では自己最速の157キロもマークし、キャンプ実戦は計2試合で6回1失点の安定感だ。「カウントの作り方、組み立てを考えてしっかり投げたい」と引き締めていた。

【関連記事】阪神ニュース一覧