<練習試合:中日9-3阪神>◇23日◇沖縄・北谷
阪神木浪聖也内野手(28)が、遊撃レギュラーにまた1歩前進だ。練習試合の中日戦(北谷)に「9番遊撃」で出場。2回に森下の適時打で先制し、なお1死一、二塁のチャンスに、左腕小笠原からレフトへタイムリー。一時勝ち越しの2点目をたたき出した。
「結構思い切りいけた」と納得の表情で振り返った。この日は3打数1安打。紅白戦も含めたキャンプ実戦6試合は15打数7安打1本塁打3打点、打率4割6分7厘と打ちまくっている。ライバルの小幡が同5試合で12打数2安打1打点、打率1割6分7厘と振るわないだけに、バットでのアピールが際立っている。
打つだけではない。岡田監督が重視する守備面でも好プレーを見せた。1点を追う5回2死一、三塁。三塁線を破ったアキーノの適時二塁打で、一塁から逆転のホームを狙った代走後藤を左翼井上との連係で刺した。この日は風が強く「(送球を)浮かすとボールが浮いてしまうので、外野にも低く投げろって声をかけてました」と、悪条件も意識したクレバーさも光った。「練習でやってきたことをそのまま出せているのかなと思います」。定位置奪取の手応えも、確かなものになりつつあるようだ。【高垣誠】