鳥谷敬氏が藤川球児氏と初の阪神レジェンド対談で本音「人に見られないと力発揮できなかった」

阪神鳥谷敬(左)と藤川球児(2019年7月23日撮影)

阪神球団本部付スペシャルアシスタントで野球評論家の藤川球児氏(42)と元阪神、ロッテの鳥谷敬氏(41=日刊スポーツ評論家)が27日深夜、カンテレのスポーツ番組「8SPORTS」で初対談した。

2人は現役時代、虎で計13年間にわたって苦楽を共にした間柄。途中では鳥谷氏が19年限りで阪神を退団した際の胸中を、藤川氏がたずねる場面もあった。

「あの時は苦しかった?」と聞かれた鳥谷氏は「全然苦しくなかったです」と即答。「(当時)自分は阪神の競争の枠に入っていなかった。自分が何をしても試合に出ることができない。競争の枠に入らないまま引退するのが嫌だった。最後競争して自分で辞められるとワクワクしていました」と振り返り、ロッテに移籍先が決まるまでの期間も「家で壁当てしながら肩を作って、それはそれで楽しみがありました」と表現した。

藤川氏からセ・リーグとパ・リーグの違いを問われると、鳥谷氏は「ビックリするぐらい違いました。まずは人に見られていない楽さ。自分にはそれがマイナスでした。見られている中でずっとやっていると、知らない間にモチベーションが上がったり緊張感があったりしていた」と回顧。藤川氏が「トリの話と俺の話を合わせると、俺たちは見られなきゃ…」と前置きすると、鳥谷氏は「力を発揮できなかったということですね」と言葉を続けた。