【阪神】ドラ1森下翔太3・31開幕戦同球場の侍戦でエース撃ち狙う「しっかり打っていきたい」

打撃練習に向かう森下(撮影・上山淳一)

侍エース撃ちで開幕デモンストレーションや! 阪神ドラフト1位の森下翔太外野手(22=中大)が6日に行われる侍ジャパンとの強化試合を心待ちにした。舞台となる京セラドーム大阪は、3月31日のDeNAとの開幕戦で使用される球場。「(同球場で)プレーする機会も多くなると思う。いいイメージができることが大切だと思う」。強化試合のチケットは完売で、スタンドは満員が予想される。開幕戦では3番起用の可能性がある即戦力ルーキーにとって、腕試しの絶好の一戦だ。

相手の先発はオリックス山本を予定。昨季ノーヒットノーランを達成し、史上初の2年連続4冠もつかんだ球界を代表する右腕。初対決を控え「今、日本で一番いい投手だと思います。しっかり打っていきたい」と気後れすることはなかった。

憧れの存在も目に焼きつける。エンゼルスの大谷だ。打撃練習をチェックできるチャンス。「時間を割いてでもみたい。メジャーで日本人として第一線で戦っている方なので、すごく尊敬しています。生で見られるのはすごい楽しみです」。昨年12月の入団会見では「自分の目標はエンゼルスの大谷選手のように世界で通用するプレーヤーになりたい」と名前を挙げていた。練習から試合まで、自身の飛躍につながる貴重な1日になる。

甲子園での全体練習では、フリー打撃で痛烈な打球を飛ばした。課題とする守備では、個別練習で捕球を繰り返した。浜風が吹く屋外球場でプレーする感覚を体にしみこませた。「やるべきことはいっぱいあるので、淡々と自分の練習をしっかりやっていきたい」。シーズン開幕まで1カ月を切っている。森下が超一流選手の存在を刺激に、最高の準備を整える。【三宅ひとみ】

〇…西純が6日の侍ジャパンとの強化試合で前回の修正を図る。2月24日の日本ハムとの練習試合(名護)では4回5安打4四球で3失点と納得のいく結果ではなかった。「前回はあまり良くなかったので、修正をしていきたい。しっかり内容のある投球ができたら」とテーマを掲げた。侍ジャパンを相手に「なかなかない経験。一番は自分の投球をして、一流の打者が多いので雰囲気も感じながら投げていきたい」と成長の糧とする。

〇…侍ジャパンとの強化試合に登板する富田は「どの選手と当たってもすごく楽しみ。今持っている力以上のものは出せないので、今の自分の力を出したい」と目を輝かせた。キャンプ中盤から1軍に昇格。2月25日ヤクルト戦(浦添)では2回1安打無失点。キャンプでは4試合無失点を継続中。現在、左の中継ぎは岩崎しか確定しておらず、開幕1軍へ絶好のアピールの機会になる。

〇…B・ケラーが投球練習を行い、手応えを見せた。キャッチボール、投内連係などを行ったあと、ブルペンで20球を投げた。2月26日の日本ハム戦(名護)に登板した際に、練習不足を痛感しながら直球の質を課題に挙げていた。「まっすぐの精度が課題。今日はしっかりコントロールできて確認できたのでよかった」と振り返った。右腕は4日の教育リーグ中日戦(ナゴヤ球場)に先発し、4イニングの登板を予定している。

〇…渡辺諒にヒヤリとするシーンがあった。二塁で守備練習中、定位置に戻ろうとした際に糸原、板山のフリー打撃の打球が右足のすね付近に直撃。もん絶の表情を浮かべ、一瞬グラウンドが凍り付いたが、そのまま練習を続行。その後患部の処置を受け、再び練習に戻った。終盤の特守でも軽快な動きをみせ「(練習も)問題なくできているので大丈夫です」と軽傷を強調した。