【広島】ドラ5河野佳は中継ぎ争い参戦「やること変わらない」ドラ3益田武尚最速タイ153キロ

オープン戦 ソフトバンク対広島 7回裏から登板した、広島5番手の河野(撮影・岩下翔太)

<オープン戦:ソフトバンク0-2広島>◇4日◇ペイペイドーム

広島の新人ドラフト3位の益田武尚投手(24=東京ガス)と同5位の河野佳投手(21=大阪ガス)がオープン戦初登板でいずれも無失点デビューした。

6回に登板した益田は先頭ガルビスにフォークを多投して空振り三振。2死から内野安打を許すも、三森を再びフォークで空を切らせた。地元福岡での凱旋(がいせん)登板で自己最速タイの153キロを計測し「打者の反応も見ながら変な抜け球もなかったですし。悪い内容ではなかったかなと思います」と振り返った。次回登板は複数イニングを任せられる見込み。

7回にバトンを受けた河野は先頭柳田をチェンジアップを空振り三振を奪うなど、3人で切り抜けた。セットアッパー候補の矢崎が離脱したこともあり、今後は中継ぎに配置転換される。「やることは変わらないので、1人1人のバッターに腕を振って、投げることを意識してやっていきたい」。2人の即戦力右腕がそろって開幕1軍争いで存在感を示した。

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