ホンダ対決の準決勝、ホンダ熊本敗れる ドラフト候補・内田了介は2回2/3を無安打無失点

ホンダ熊本対ホンダ ホンダ熊本3番手で登板した内田了介(撮影・小沢裕)

<社会人野球東京大会:ホンダ7-0ホンダ熊本>◇準決勝◇9日◇神宮

ホンダ熊本が準決勝で敗退した。

投手5人の継投で6安打に抑えたが、四死球や失策が失点につながった。

前日に先発した内田了介投手(20=埼玉栄)は6回から2回2/3を投げ無安打無失点だった。

一昨年の夏に右肘を骨折し、約1年間リハビリに専念してきた。肩や肘に負担をかけないように体幹を意識したフォームに改善し、体重を5キロ落とし80キロに絞った。

渡辺正健監督(53)も「4試合中3つ投げても球威が落ちていないところが成長していると思う」と内田を評価した。

今年は高卒3年目でドラフト解禁となる。「ドラフト1位を目指して、まずは都市対抗優勝投手になれるように練習していきたい」と意気込みを語った。