SUBARUが昨年覇者に惜敗 八野田龍司の158球目をスタンドに運ばれ「申し訳ない」

準決勝、東芝対SUBARU、延長10回1死満塁、SUBARU先発の八野田は下山(右)に右越えの満塁本塁打を許す(撮影・小沢裕)

<社会人野球東京大会:東芝5-1SUBARU(延長10回タイブレーク)>◇準決勝◇9日◇神宮

SUBARUは昨年覇者・東芝に惜敗した。

両軍先発投手の好投で9回を終えて1-1。無死一、二塁から始まる延長タイブレークへ突入した。SUBARUの八野田龍司投手(24=流通経大)は、投ゴロと三振で2死一、二塁としたが、この日158球目のスライダーを、東芝・下山悠介内野手(22=慶大)にスタンドに運ばれ3ランを浴びた。次の打者にもソロを打たれ、降板した。

八野田は「100パーセントの力を出したつもりだったんですけど、打たれてしまって申し訳ない」と振り返った。今季初の公式戦を終え「今年こそは自分がっていう気持ちでやっていきたい」と今後の意気込み語った。