【阪神】オープン戦打率0割7分1厘大山悠輔に岡田監督「今週中にはちょっと当たり出てこんとな」

1日、岡田監督(左)のチェックを受けながら打撃練習をする阪神大山

阪神大山悠輔内野手(28)は指揮官から今週中の状態良化を指令された。ここまでオープン戦では28打数2安打、打率0割7分1厘。まだアーチはない。

11日の日本ハム戦で左翼線二塁打を決めたが、「1番DH」の荒療治を受けた前日12日巨人戦は4打数無安打。岡田監督は主砲の話題に移ると「そうやなあ…今週中にはちょっと当たり出てこんとなあ」と苦笑い。「いくらなんでもおまえ、今週は神宮でも金土日か。そのへんでちょっとな。完璧にならんでもいいけど、ちょっと明るい兆しくらいはな」と期待した。

今日14日から敵地DeNA2連戦、17日からはヤクルト3連戦に入る。横浜スタジアムではプロ6年間で通算打率3割1厘、11本塁打、42打点。好相性を誇る球場で一気にきっかけをつかみたいところだ。「結果が出るに越したことはないけど、内容にこだわってやりたい。いいスイングを増やせるよう、タイミングだったり、もう1回しっかり調整したい」と再浮上を誓っていた4番。開幕までの残り10試合を丁寧に活用していく。

○…阪神シェルドン・ノイジー外野手(28=アスレチックス)は31日の開幕戦DeNAに向けて、ギアを上げる。左腰の張りで調整が遅れていたが、前日12日の巨人戦はオープン戦初安打を含む2安打。14日からの関東遠征7試合にも同行する。「状態的には悪くない。後はここからできるだけ多くの打席に立ちたい」。14日からは開幕カードの相手でもあるDeNAと2連戦に臨むが「今は相手うんぬんより、自分のプレーが大事」と冷静だ。