【ヤクルト】村上宗隆、開幕戦へ好調アピール「個人としてはキャリアハイ目指して」

打撃練習するヤクルト村上(撮影・足立雅史)

世界一に輝いたWBC日本代表のヤクルト村上宗隆内野手(23)が30日、神宮で開幕に向けた最終調整を行った。フリー打撃では39スイング中、17本の柵越えを見せ、31日の広島との開幕戦に好調をアピールした。以下、村上の一問一答。

-先日、時差ぼけがまだあると言っていた

少し眠かったり、夜すぐに起きたりとか、昼眠くなったりとか。もうすぐ直るかなと思います。

-チームに合流。WBCについて選手や高津監督にはなんと言われたか

感動をありがとう。良かったねと言ってもらえました。

-具体的には

皆さんにお祝いしていただきましたし、石山さんとチーム全体がケーキを用意してくれて僕たちの名前を書いてくれてお祝いしてくれました。

-いよいよシーズンが開幕する

WBCが終わって少しゆっくりして、また明日から気持ちを入れ直して31日の開幕に合わせられるように頑張りたい。

-4年ぶりに声出し、鳴り物応援が戻って来る

神宮球場で鳴り物で応援していただくのは僕自身2年目以降ないので、久しぶりの感覚もありますし、ヤクルトスワローズのファンの前でプレーできることを幸せに感じながら精いっぱい頑張りたいと思います。

-今季の目標

3連覇と、日本一奪還と、個人としてはキャリアハイ目指して頑張りたいなと思います。

-とくにこだわりたい具体的な数字

全部にこだわっていきたいなと思います。

-日本一奪還に必要なもの

どのチームもすごい手ごわいですし、143試合長い戦いですけど、しっかり1試合1試合気持ちを切り替えながら、負けたりして勝ったりして一喜一憂するのもありなんですけど、その日その日でしっかり区切って、最終的に優勝するという目標だけを忘れずにやれば必ず勝てると思う。

-開幕の31日はどんな1日にしたいか

そこから始まるわけなので、そこで終わりじゃないですし、143試合分の1なわけで、そこだけに集中するのではなく全体を通していい1年の始まりにできるように頑張りたいなと思います。

-開幕を特別視するのではなく、始まりの1日という感じか

終わってみての結果なので、結局は。その始まりかなと思います。

-昨年の開幕戦は阪神相手に最大7点差を劇的な逆転勝ち。印象に残っている開幕戦はあるか

去年はもちろん、点差が離れてましたけど、最終的に逆転して勝てたので強く印象に残っています。

-開幕は毎年不安と言っていたが。今年も?

今年は1回、WBCがあったので、自分の中で開幕している気持ちですし、もう1度気持ちを引き締めてという思いの方が強いです。

-キャリアハイを考えればホームランもある。初戦から打てばいいスタートになるが思いは

もちろんそういう最高のスタートを切りたいと思いますけど、最終的な結果は143試合終わった後に、個人の成績であっても、チームの成績であっても、そこで出るわけなので。そこだけに集中するのではなく、1日を大切にしてやっていければと思います。

-栗山監督がWBC後、「宿題を持って終わる」と声かけたとのこと。自分の宿題を挙げるとすれば

3月のWBCでの結果なわけなので。良い悪いもありましたし。宿題というよりかは自分の今後の成長というか、まだまだここからだぞという風なメッセージを伝えられているので。ここからもう1度頑張りなさいという意味なのかなと思います。

-その気持ちがこれからのモチベーションにつながる

そうですね。そこだけじゃないですけど。僕自身目標があるので。そこに向かって頑張っていきたいと思います。

-WBCを経てモチベーションになった部分もある。精神面でも最高の状態

シーズンが開幕するが、その中でもしっかり目標をもってやっていければ良い状態で入れるのかなと思っています。

-昨年は体調面もあって2試合欠場。全試合4番で出場するこだわりはあるか

もちろんその打順をケガせずに体調面でも技術面でも打てるように頑張りたい。

-初戦は広島大瀬良が相手

もちろん開幕投手で気合を入れてどのチームのピッチャーも投げて来ると思うので、僕自身も負けないように一生懸命頑張りたい。

-一喜一憂しないことが大事だと言うが、気持ちを切り替えるコツは

僕は寝たら結構忘れるので、寝ることです。

-時差ぼけを直すルーティンは

眠くなったら寝てという感じです。

-シーズンに向けてスイッチを入れるために心持ちで気をつけていることは

やってやるぞという、気持ちだけです。具体的にこうこうするとかはなく。しっかりチームのために頑張るということです。