【ヤクルト】小川9年ぶり開幕勝利「攻めのピッチングができた」 山田ぶっつけ開幕2安打2盗塁

ヤクルト対広島 7回無失点で勝利を挙げたヤクルト小川はつば九郎との記念撮影にピース(撮影・足立雅史)

<ヤクルト4-0広島>◇3月31日◇神宮

3年連続7度目の開幕投手となったヤクルト小川が、プロ2年目の14年DeNA戦以来、9年ぶりに開幕白星を挙げた。7回82球を投げ、3安打4奪三振で無失点。「ムネ(村上)が初回に点を取ってくれて本当に攻めのピッチングができた」と広島打線を黙らせた。高津監督も「小川に尽きる」と絶賛。年間200イニング登板の“監督指令”へ「目標へあと193回ですね」と語った。

■山田ぶっつけ開幕2安打2盗塁

WBC決勝でスタメン出場した山田が「ぶっつけ本番」の開幕戦で2安打2盗塁と暴れた。打撃について「沖縄キャンプからやってきたことが今につながっている」と納得の表情。積極的な足技についても「今年はどんどん走っていくと決めているから」と有言実行。「トリプルスリー」を「30代でも」と誓うキャプテンが3連覇へチームを開幕から鼓舞した。