【阪神】サヨナラ打の近本光司が猛ダッシュした理由「手袋1個しかなかったんで」歓喜の水を回避

阪神対DeNA 12回裏阪神2死満塁、サヨナラ安打を放った近本(左)は、ナインのウオーターシャワーから逃げ回る(撮影・上田博志)

<阪神6-5DeNA>◇1日◇京セラドーム大阪

阪神近本光司外野手(28)が、快足を飛ばして歓喜のウオーターシャワーから逃げ切った。5-5の延長12回、DeNA山崎から中越えのサヨナラ打。一塁ベースを回ると、仲間のもとへと駆け寄らずセンター方向へダッシュした。盗塁王3度の足に“歓喜の水”を用意していた仲間は追いつけなかった。

「あのー…ホーム用の手袋が1個しかなかったんで、なんとかぬれないようにと思って、ほんとに逃げてましたね。ほんとにぬれたら明日、出られないと思って」。試合後は笑顔で猛ダッシュの理由を明かした。

【関連記事】阪神ニュース一覧