【西武】柳沢慎吾が始球式 センバツ、WBC要素も詰め込み約8分、最後は横浜高校風の校歌締め

西武対オリックス オープニングセレモニーに登場し会場を盛り上げる柳沢慎吾(撮影・たえ見朱実)

<西武-オリックス>◇2日◇ベルーナドーム

タレント柳沢慎吾(61)がいろいろと詰め込んで、およそ8分ほどの始球式を行った。

前日1日に閉幕したばかりとあってか、まずはセンバツ高校野球の開会式を再現。山野辺翔内野手(28)平沼翔太内野手(25)山村崇嘉内野手(20)の3人が選手役となり、大会委員長に扮(ふん)した柳沢が壇上であいさつ。「え~、君たち、おめでとう」と話し始めたが、長くなりそうなためにカットされた。その後、大会歌「今ありて」をアカペラで斉唱した。

熱唱後ようやく、柳沢はマウンドへ。三菱UFJ信託学園(神奈川)対CHIBEN(和歌山)という設定のセンバツ決勝戦。柳沢は智弁和歌山のアルプス席でおなじみ「アフリカン・シンフォニー」を歌いながら、途中にペッパーミル・パフォーマンスや、WBCでの大谷翔平の「憧れてしまったらそこを超えられないので」とインスパイアしたVTRを絡めた。警察のトランシーバーネタも混ぜ込んだ。

最後にようやくど真ん中にストライク。捕手役は15年春に敦賀気比(福井)でセンバツ優勝投手になった平沼。三菱UFJ信託学園の校歌を歌い、メロディーは例年通り、やはり横浜高校風だった。【金子真仁】