<中日9-2巨人>◇14日◇バンテリンドーム
巨人が単独最下位に転落した。ゲーム差なしだった中日との3連戦初戦で敗戦。投打がかみ合わず、球団では18年6月9日以来、5年ぶりの最下位に沈められた。
開幕投手も務めた先発ビーディが5回8安打4失点で来日初勝利どころか2敗目。立ち上がりの1回は2奪三振で3者凡退だったが、以降は毎回走者を背負い、長短打を浴びた。助っ人右腕は「失投をきっちりと捉えられてしまった。先制を許してしまい申し訳ない」と頭を下げた。
打線は中日小笠原に4回まで無安打投球を許し劣勢が続いた。4点を追う6回1死から上位のオコエが四球を選び、丸が内野安打でつなぎ、なお1死一、二塁から坂本が今季初適時打をマーク。中田翔も追い込まれてから5球ファウルで粘って中前適時打で一時は2点差に詰め寄るも反撃はここまでだった。
3番手鍵谷が3失点、4番手代木が2失点とつかまり勝機は遠ざかった。4打数無安打だった岡本和は「これからまた打って勝てるように頑張ります」。阿部ヘッドコーチも「みんな必死にやっている。俺たちも歯がゆいけど、選手はもっと歯がゆいと思う。なんとかしようと思ってやっている」と言った。
原政権下では12年4月25日以来11年ぶりの最下位となった。指揮官は「少しずつ兆しは出るでしょう。懸命にやってるしね。結果に関しては、なかなか出てないけど、立ち向かう姿勢は間違っていないと思いますね」と断言した。11年前、最後は日本一まで上り詰めた。もう上だけしかない。【為田聡史】