【DeNA】新加入バウアーがデビュー 最速155キロ、4回無失点6奪三振/2軍戦詳細

DeNA対西武 力投するDeNAバウアー(撮影・横山健太)

<イースタン・リーグ:DeNA-西武>◇16日◇横須賀

サイヤング賞右腕が、ベールを脱ぐ。DeNAに新加入したトレバー・バウアー投手(32)が、来日初登板初先発のマウンドに上がった。

球場は早朝から「バウアーフィーバー」が起こり、開門を30分前倒しして午前11時に変更。開門5分前には球場正面に1162人が行列をつくり、球場周辺は警察官が巡回した。

【1回】

若林 右飛

蛭間 左二塁打

高木 空振り三振

陽川 空振り三振

若林を初球の速球で右飛、蛭間には初球の138キロの変化球を左翼線に運ばれたが、高木を落ちる球で空振り三振、陽川をスライダーで空振り三振に抑えた。1回の最速は152キロ。

【2回】

長谷川 128キロのスライダーを二飛

山村 141キロの落ちる球を中前打

渡部 カウント2-2から124キロのスライダーを二直。二塁走者の山村が飛び出し、ゲッツー。

長谷川を二飛に抑え、6番山村に落ちる球を中前に運ばれた。3球目に二盗を決められたが、「よくばり君」渡部を二直でゲッツー。このイニングの最速は148キロ。

【3回】

是沢 見逃し三振

中山 一安

若林 中前打

蛭間 空振り三振

高木 空振り三振

是沢を127キロの外角スライダーで見逃し三振に抑え、中山は内角149キロの直球を一塁内野安打、若林が二盗を決め、1死二、三塁から蛭間をこの日最速の155キロの速球で空振り三振。高木を152キロ、154キロで追い込み、最後は152キロの速球で空振り三振。蛭間、高木に対しては3球連続速球勝負で、6球連続で空振り。ピンチでギアを上げ、連続三振に抑えた。ここまで5奪三振。

【4回】

陽川 見逃し三振

長谷川 中飛

山村 一ゴロ

陽川をカウント2-2から低め149キロの速球で見逃し三振、長谷川を149キロの速球で中飛、山村を139キロのカットボールで一ゴロに抑えた。このイニングの最速は149キロ。4回までに計6奪三振。

バウアーは4回4安打6奪三振無失点で降板。球数は53球。最速は155キロだった。

両チームのスタメンは以下の通り。

◆DeNA

1(中)蝦名

2(遊)西巻

3(左)梶原

4(捕)益子

5(右)勝又

6(指)アンバギー

7(一)小深田

8(三)知野

9(二)栗飯原

先発 バウアー

◆西武

1(左)若林

2(中)蛭間

3(指)高木

4(三)陽川

5(右)長谷川

6(遊)山村

7(一)渡部

8(捕)是沢

9(二)中山

先発 宮川

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