侍ジャパン栗山英樹監督(61)が22日、米国に勝ち世界一を果たしたWBC決勝の9回時の心境を語った。
日比谷公園で行われたニッポン放送「八木亜希子 LOVE&MELODY」公開生放送に出演。1点リードで迎えた9回、DHで先発していた大谷翔平投手(28=エンゼルス)のDHを解除し、抑えとして登板させた。同時に左翼の吉田正尚外野手(29=レッドソックス)をベンチに下げ、守備を固めた。
これについて、視聴者から「もし、同点となれば延長になる。でも、大谷投手をマウンドに送り、吉田選手は交代していた」と、延長の場合は攻撃力が落ちていたのではと、質問が届いた。
栗山監督は「すごいところ、突いてきますねえ」と驚きつつ、笑顔。当時の判断を明かした。
大谷の登板については「同点までならマウンドに上げようと。ビハインドなら、上げられない」。1点リードで9回を迎えたことで、お膳立てができた。その上で、吉田を下げて逃げ切りを図った。
「正直、普通に考えたら(米国の方が強いという)そういう判断になる。我々に分があるなら、リスクを背負わないと勝てない。勝負しないと勝たせてもらえない。中途半端なことをしたら勝たせてくれないという、僕のメッセージです。翔平に全てを託したんだという。同点に追い付かれてもいい、やられると僕が思った瞬間、そっちに引っ張られる。選手たちも理解してくれたと思います。超一流だから、勝つために何をするか」と振り返っていた。