阪神が働きやすさNO・1!? 日本プロ野球選手会は24日、選手会に加入する支配下選手(714人、外国人選手は対象外)の今季の年俸調査結果を発表した。
球団別の平均年俸で阪神は4345万円で7位だったが、契約更改への満足度に関するアンケートでは5段階評価の上位2つ「満足」「大きく満足」と選んだ合計ポイントが60・00%で阪神が堂々の1位となった。
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新生岡田阪神の結束力が思わぬ形で表れた。昨年から年俸調査とともに公表されるようになった「契約更改への満足度」で、60・00%で12球団トップとなった。昨季は37・93%で7位で大幅アップだ。
平均年俸調査は岡田監督が入団した80年から推定年俸という形でスタート。88年からは実数で調査を開始し、09年に初めて1位となった。11年まで3年連続でトップも21年には藤川の引退、福留、能見とベテラン勢が退団し11位まで下がった。昨年は9位で今季は7位と再び上がってきている。
活躍した若手がしっかりと評価されている。8回の男として彗星(すいせい)のごとく現れ、最優秀中継ぎを獲得した湯浅は500万円から4700万円に。昇給率840%は球団史上最高となった。1年目から主力として活躍を続ける20年ドラフト組の佐藤輝(4260万円→8500万円)、伊藤将(4400万円→8000万円)、中野(3700万円→7000万円)と2年連続で大幅アップしている。
選手会長の近本が昨オフの契約更改時にもナインの声を代弁し、査定などについて意見を交わしている。「野球も変わってきたから、特に投手とか査定の評価が変わっているから。どう変えていったらいいか、これからも話を続けていこうと。シーズンが終わった時に(選手会)役員と球団と集まって、今年はどういう傾向だったとか、そういうコミュニケーションをとっていけたらという話をした。(球団の)反応もすごくよかった」と話している。
昨オフは全員が一発サインだった。FA(フリー・エージェント)権を行使して他球団移籍の可能性のあった西勇、岩崎、岩貞も全員残留し、嶌村球団本部長は「3人とも戦力として欠かせない。最善を尽くして残ってくれた。ありがたいこと」と話していた。18年ぶりの「アレ」を達成すれば、来季は大幅アップで満足度も平均年俸も1位になるかもしれない。