慶大・清原正吾、今春初の代打も二ゴロ スタンドから見守る父・和博氏の祈り届かず

明大対慶大 5回裏慶大2死、二ゴロに打ち取られる代打慶大・清原(撮影・狩俣裕三)

<東京6大学野球:明大-慶大>◇第3週最終日◇25日◇神宮

プロ通算525本塁打を誇る清原和博氏(55)の長男、慶大・清原正吾内野手(3年=慶応)が、今春初めて代打で出場した。

4試合連続でベンチスタート。2-0で迎えた4回2死、先発の外丸東真投手(2年=前橋育英)の代打でコールされ、両手を合わせて祈るようにスタンドから見守る父の前で、打席に向かった。

明大の今秋ドラフト候補、村田賢一投手(4年=春日部共栄)との対戦。初球から3球続けて変化球に手を出し、すべてファウル。カウント0-2からの4球目、139キロを打って二ゴロに倒れた。悔しそうな顔でベンチへ戻った。