<東京6大学野球:明大5-2慶大>◇第3週最終日◇25日◇神宮
明大が延長戦の末に5-2で慶大に逆転勝ちし、勝ち点を挙げた。
2-2で迎えた延長10回に、小島大河捕手(2年=東海大相模)が初打点、初本塁打となる3ランで試合を決めた。慶大は、4回に今秋ドラフト候補の広瀬隆太内野手(4年=慶応)が現役最多を更新する通算15号となる2ランで先制したが、追加点を挙げられなかった。
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低い弾道の打球が、背走する右翼手の頭上を越え、フェンスも越えた。2-2で迎えた延長10回1死一、二塁、小島河が初球114キロをとらえた。初本塁打が決勝3ランになり、走りながら小さくガッツポーズ。「打った瞬間は、外野を越えるかなと思った。チームが勝てたことがうれしい」と振り返った。
今春からスタメンマスクをかぶり、ドラフト候補がそろう投手陣をリードする。実は東海大相模(神奈川)2年冬に二塁手から捕手にコンバートし、まだ捕手歴3年目。打撃に期待して起用する田中武宏監督(62)は「捕手経験は浅いけど、気配りや目配りは1年で成長した」と目を細める。
高校では3年センバツ決勝明豊(大分)戦で、優勝を決めるサヨナラ打を放った。「あそこで打てたことは自信になっています」と言う。大舞台に強い捕手が、チームを3連覇に導く。
○…慶大は2カードを終え勝ち点0となった。4回無死一塁、広瀬が明大・村田賢一投手(4年=春日部共栄)の初球カーブを完璧にとらえた。先制2ランは今春2号となる現役最多の通算15本塁打で「自分の中でも納得のホームラン」。しかし打線は5安打に抑えられ、得点はこの2ランのみ。次節に向けて「優勝の可能性がなくなったわけではないので、勝ちにいかないといけない」と話した。