28年ぶりにリニューアルされた札幌円山球場のスコアボードが29日、リトルシニア春季全道大会で本格的に運用が始まった。35年に開業後初めてスピードガンが常設され、室蘭シニア対釧路シニアの開幕戦では早速、球速も表示された。
老朽化の影響もあり、約2億円をかけて新たなスコアボードに改修された。横20・8メートル、縦5・76メートル、LEDを用いたフルスクリーン式で、球速は75~165キロまで表示可能となっている。球場担当者は「前の機種に不具合も出ていて、試合中に表示がされなくなったり、関係団体の方にはご迷惑をかけていた。新しいスコアボードになり安心しています」と話した。
札幌市ではこのほか、東区にあるモエレ沼公園野球場を硬式化するための改修工事を進めている。総工費は約34億7000万円。約4000人収容のスタンドと、ナイター照明、スピードガンも設置される予定で、25年春供用開始を見込んでいる。またモエレ沼公園野球場が整備された後には、札幌円山と札幌麻生の両球場も順次改修工事に入ることが予定されている。これまで多くの歴史が刻まれてきた市内の各球場が生まれ変わっていく。【山崎純一】