皇学館大9季連続V 決勝打の村田怜音に阪神、巨人など9球団12人が熱視線 三重県リーグ

四日市大戦の3回、左翼線に二塁打を放つ皇学館大・村田(撮影・柏原誠)

<東海地区大学野球:三重県リーグ・皇学館大9-2四日市大>◇2日

東海地区大学野球の三重県リーグは2日、皇学館大が9-2で四日市大を下し、全勝の勝ち点4で9季連続優勝した。

全日本大学選手権の東海地区代表をかけて20日の決定戦に出場する。プロ注目の村田怜音内野手(4年=相可)が初回2死一塁、右中間を破る先制二塁打。これが決勝点になった。「優勝できて安心しました。今日はほとんど1球で仕留められた。この春のテーマだったのでよかった。東海代表決定戦でも自分が打って、神宮に行きたいです」。その後の打席は左翼線二塁打、死球、死球、中飛。今春は3本塁打で公式戦通算19本に伸ばした。プロ志望の196センチ、110キロの大型スラッガーには阪神、巨人など9球団12人が熱視線を送った。