【阪神】代打で安打の原口文仁「いいところに飛んでくれた」9回サヨナラ演出

阪神対中日 9回裏阪神無死一塁、代打原口は左前打を放つ(撮影・上山淳一)

<阪神8-7中日>◇3日◇甲子園

阪神原口文仁捕手が9回に代打で出場し、サヨナラ打につながる左前打を放った。

相手の失策で同点に追いついた直後の無死一塁。守護神マルティネスの155キロ直球をとらえた打球は三遊間を抜き、一、三塁と好機を拡大させた。右の代打として起用が続く中、11打席ぶりの安打。「しぶいヒットでしたけど、いいところに飛んでくれたので良かった。いい形で後ろにつなげられた」とかみしめた。

○…梅野が「つなぎ役」で勝利に貢献した。9回無死一、三塁で打席が回ると粘って四球を選び、木浪にお膳立て。先発復帰した2日中日戦からチームは2連敗したが、逆転勝ちにホッとした表情を見せた。岡田監督は「何かの形でチームに貢献するようにね、みんなそういう気持ちがあるんで。調子が上がらなくても、ああいうフォアボールはすごく大きいですね」と評価した。

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