【楽天】松井友飛プロ初勝利 今季初先発で5回3安打無失点 21年ドラフト5位で入団

楽天対ロッテ プロ初勝利を飾り、石井監督(右)と笑顔で写真に納まる松井友(撮影・河田真司)

<楽天6-0ロッテ>◇4日◇楽天モバイルパーク

今季初先発の楽天松井友飛投手(23)が、プロ初勝利を挙げた。

序盤からストライク先行の投球で、ロッテ打線を打たせて取った。5回3安打無失点と好投。プロ2戦目でうれしい白星となった。

穴水(石川)から金沢学院大をへて、21年ドラフト5位で楽天に入団。ルーキーイヤーの昨季は2軍戦で15試合6勝1敗、防御率1・17と好投を続けていた。しかし、1軍登板は7月8日西武戦(楽天生命パーク)のみ。4回6安打4失点と打ち込まれた。「あの失敗経験があったからこそ、その後の練習や試合内容に生きてきた。仮にあのまま勝ったとして、あれがずっと続くかと言われると、続かない。自分の現在位置を知ることができた。いい機会になった」と振り返る。

オフ期間は、学生時代に投球を参考にしていた中日柳に師事。自主トレをともに過ごし、投球フォームの再現性を高めるノウハウを学んだ。体幹や下半身の使い方を変え、制球が安定してきた。

この日の登板も、四球を2つ出したものの、どちらもフルカウントから。勝負にいった結果、外れたものだった。190センチ、87キロの大型右腕。トライアンドエラーで成長を続け、プロで大きな1歩を踏みしめた。

▽楽天石井監督(松井友がプロ初勝利を挙げ)「今日が彼の始まりだと思う。地に足ついたかな。これから勝っていってほしいし、そのために(ドラフト)指名させてもらった。パフォーマンスは入団してから上がっているので、歩みを止めずに頑張ってほしい」

◆松井友飛(まつい・ともたか)1999年(平11)10月11日、石川県生まれ。穴水中時代は軟式野球部所属。穴水高では公式戦未勝利。金沢学院大ではリーグ戦で1年秋に最優秀防御率、2年春に最優秀投手。21年ドラフト5位で楽天入団。22年7月8日西武戦でプロ初登板。昨季は2軍で15試合登板して6勝1敗、防御率1・17。190センチ、87キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸700万円。

◆穴水町(あなみずまち) 石川・能登半島の中央に位置する町。金沢市から約90キロ。人口は7482人(3月31日現在)。北部から西部にかけて、能登丘陵の一部をなし、南部は七尾北湾の北辺、東部は富山湾に面している。平安時代の歴史書「日本後記」によると、808年には「穴水」の地名が存在していた。農林水産業が盛んで、カキ、ナマコなどが特産品。同町の主な出身者は、大相撲の前頭遠藤。吉村光輝町長。

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