【阪神】“代役守護神”岩崎優が湯浅にエール「焦らされてる感じ…流されず」自身は今季初セーブ

阪神対中日 今季初セーブをあげた岩崎(右)は坂本とタッチして喜び合う(撮影・上田博志)

<阪神3-2中日>◇4日◇甲子園

“代役守護神”がきっちり仕事を全うした。阪神岩崎優投手(31)が中日打線を4人で片付け、今季初セーブをマークした。

表情を変えず淡々と投げる姿は、セットアッパーでも抑えでも同じだった。8回に2点を奪って逆転した直後の9回表、リードはわずかに1点。しびれる状況で先頭の岡林を空振り三振。続く大島に左前打を許したが、細川、石川昂の3、4番をぴしゃりと抑えた。「よかったです」とクールに振り返る姿が頼もしい。

WBCに出場し、開幕から抑えとして5セーブを挙げていた湯浅が、右腕のコンディション不良で4月16日に登録抹消された。チームは湯浅抹消後、8勝7敗と勝ち越している。ただ、先発投手が完封したり、サヨナラ勝ちする試合もあり、セーブがつく状況になったのはこの日が初めて。4月13日巨人戦の湯浅以来、16試合ぶりに阪神投手にセーブがついた。

岡田監督は「勝ち越したら最後は岩崎でと、最初から思ってたけどね。なかなかそういう展開になれへんかったからな」と明かした。鳴尾浜で調整中の湯浅も「僕が落ちてからまだ誰もセーブないんですよね、誰が抑えいくんだろう」と話していた中、昨季28セーブの岩崎がしっかり務めた。

左腕は後輩の心中も気遣った。湯浅の2軍調整を伝えるニュースに「なんか報道で焦らされてる感じなんで。しっかりね、流されずに治して帰ってこれるようにみんなで頑張ってるんで」。ブルペン陣の思いを代表し、若き守護神にエールを送った。【高垣誠】