桐蔭横浜大・古謝樹が4勝目「1球1球に集中することだけを考えて」強風も集中力切らさず

桐蔭横浜対横浜国大 8回を投げ7安打2失点に抑えた桐蔭横浜先発の古謝(撮影・保坂淑子)

<神奈川大学野球:桐蔭横浜大5-2横浜国大>◇第5週第1日◇6日◇俣野公園横浜薬大スタジアム

桐蔭横浜大の最速150キロ左腕、古謝樹投手(4年=湘南学院)が先発し、今季4勝目を挙げ、先勝した。

風速約8メートル以上の強風が吹き、激しい砂ぼこりが舞い上がる中でも、集中力を切らさなかった。「1球1球に集中することだけを考えて投げました」。力強い真っすぐと、スライダーを軸に、8回を投げ7安打2失点。この日の最速は146キロだった。

成長の春を見せている。「今までは真っすぐを力任せに投げていてコントロールが悪かった。4年生になって、このままではいけないと思って」とこの冬、縦のスライダーを磨いた。カウント球にしたり、低めに制球したり、と自在に操った。「いいところに決まったら自分は打たれないという自信がある。そこが成長かと思います」と成長を自信に変えた。

ドラフト候補として注目を浴びる中、ひとつひとつ、着実に勝利を重ねている。「今はリーグ優勝。エースとして全試合投げる試合は勝つ。後悔しないように日々努力したいです」と、しっかりと足元を見つめた。

この試合を視察した日本ハムの山田正雄アマスカウト顧問は「今はコントロールを考えて投げているけど、ちょっと力を入れて投げたらスピードも出るだろうし、もっとよくなる。何よりバランスがいい」と評価した。