早大今季初黒星 先発清水大成3失点、2番手鹿田泰生5失点「誤算も誤算」小宮山監督は苦言

法大対早大 9回裏早大2死一、二塁、小沢の大飛球は右飛に終わりグラウンドに崩れ落ちる早大ナイン(撮影・横山健太)

<東京6大学野球:法大9-6早大>◇第5週第2日◇8日◇神宮

早大が、後半の追い上げもあと1歩及ばず、今季初黒星を喫した。

今季初登板の清水大成投手(4年=履正社)を先発のマウンドに送ったが、4回を7安打3失点。5回に代わった鹿田泰生投手(3年=早実)も1イニングで5安打5失点と打ち込まれた。だが5回の攻撃では、1死一塁から中村将希外野手(4年=鳥栖)が左越え2ランを放つなど3得点。6回にも単打でつなぎ3点を挙げたが、届かなかった。

小宮山悟監督(57)は、清水、鹿田について「誤算も誤算。(前日7日の)雨中止があり難しい調整だったと思うが、もう少し抑えなければ」と苦言を呈しながらも、「法大打線は簡単には抑えられない。明日は大一番になる。頑張ります」と、選手たちの奮起に期待した。