東大先制も逆転負け…5位タイ含む最下位決定も「互角の試合は出来ている」大久保監督代行

立大対東大 試合後、会見に臨む東大・大久保裕監督代行(左)と先発した鈴木健(撮影・佐瀬百合子)

<東京6大学野球:立大4-2東大>◇第5週第3日◇9日◇神宮

先制した東大は、4回に逆転されても6回に一時同点に追いついた。しかし終盤に失点を許し、2連敗を喫した。

残り1カードで勝ち点0となり、5位タイを含む最下位が決まった。51季連続での最下位となる。病気療養中の井手峻監督(79)に代わって指揮をとる助監督の大久保裕監督代行(65)は「現実なので、しょうがない。少しずつ打つ方は調子が上がってきている。勝ちに結びつくような互角の試合は出来ているので、秋に勝てるチームにしていきたい」と話した。

初回2死二塁、別府洸太朗外野手(4年=東筑)の中前適時打で1点を先制した。先発の鈴木健投手(4年=仙台一)は「なかなか先制してもらうことが少ないので、なんとしても抑えたいと思った」と3回まで無失点。しかし4回に四球がからみ、2失点で逆転を許した。7回を被安打7の4失点で降板し「自分がふがいないです」と悔しさをにじませた。