【阪神】岡田監督「だから火曜日任せようと思うやん」初黒星も安定感抜群の村上頌樹に/一問一答

阪神対ヤクルト ヤクルトに完封負け、うなだれて引き揚げる岡田監督(撮影・前岡正明)

<阪神0-1ヤクルト>◇9日◇甲子園

阪神の連勝が3で止まった。0-0で進んだ7回。先発の村上頌樹投手(24)が先頭のサンタナに142キロの真っすぐを左中間席に運ばれ、均衡を破られた。打線は先発の新人吉村らを打てず、今季2度目の完封負け。攻撃陣は好調だったが、雨天中止などで3日間試合がなかった影響もあったのか。満員の甲子園はため息に包まれ、岡田彰布監督も厳しい表情だった。指揮官の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-最後は1点が遠かった

「うーん、なあ。あんまり苦手意識つくったらアカンよなあ。もう吉村にずっとなあ。3回目やからなあ、うーん」

-オープン戦のときからフォームのことを

「うーん、まあフォームよりもテークバックやろ。うしろが小さいからなあ。みんな刺されてしまうというかなあ」

-当然、対策はしていたと思うが

「いやいや、それはもう、半分ストレートやから。なあ。バッター2人でガラッと変えよったよなあ。(初回ですか?)うーん。初回なあ。1、2番がなあ。捉えたら、あんなもん抜けとったら全然違うんやけど。それがもうな、カウント(球)はもう、変化球ばっかりになったやんな」

-6回はチャンスがあった

「まあな。前も一緒やんか。ツーアウトからな。フォアボールを3つ出してというのはあったけど、まあ、あんまりチャンスないから、やっぱりあのへんで1本な、仕留めなあかんわな」

-村上は登板変更があったが

「いやいや、まあ、ブルペンでもずっとええって言うてたからな、今日も、試合前も。ある程度抑えると思ってたけどな。向こうもな、早打ちというかな、それなりの対策はやってきたんちゃう」

-守備はしっかり守った

「いやいや、守りは普通やんか。そんなもん、しっかり守れなんか一言も言ってないよ」

-中野もいい判断で二塁に投げた

「うーん、まあいい判断て、そら普通やろ。セカンドでアウトできると思たらセカンド投げてアウトしたらええんちゃうん、そういうことやん、そんなん全然何も思てないよ、そんなもん」

-村上はずっといい

「まあ、なあ、あれ(開幕からの連続イニング無失点記録の31回)並んだんやろ、6回で。なあ、嫌な感じやったけどなあ。打席も村上からやったからなあ、7回までにもう100(球)いくなあ思たからな。7回まででやめとこう言うとったんやけどな。まあだからちょうど裏に打席も回ってくる、あれ9番からやったからな」

-若いのに2回連続でスライドしても安定感ある投球をみせている

「いやいや、そら、だから火曜日任せようと思うやんか。おーん」

-打線があと1本

「そうやなあ、最後もバットに当てんとなあ。最後は低めに来るからのお。変化球を振るからなあ」

-原口を先に出して渡辺諒を後にした

「原口、あんまり調子よくないからなあ。まあ、あれは2死一塁やから1発ほしいわけやからな」

-8回に-スコアボードが消えた

「え、スコアボードなあ。あれでおかしなったよなあ。なんかなあ(笑い)。なんやったん?」

-いやわからないです

「すごい暗いな。あれがないだけでもなあ」

-あんなのは見たことない

「ないな、あんなん初めてやわ」

-やりづらいことはない

「いや、暗く感じたよ、やっぱりなあ、おーん」

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