立大、慶大に逆転負け 溝口監督「勝負どころでバッテリーエラーが…」 菅谷真之介1発も実らず

立大対慶大 3回表立大1死三塁、右越え2点本塁打を放つ菅谷(撮影・鈴木みどり)

<東京6大学野球:慶大6-3立大>◇第6週第2日◇14日◇神宮

立大は一時勝ち越したが逆転され、黒星を喫した。溝口智成監督(55)は「(8回の)勝負どころでバッテリーエラーが出て、粘らないといけないところで投手をふくめたディフェンスが守れなかった」と悔やんだ。

1点を追う3回1死三塁、菅谷真之介内野手(3年=市船橋)がフルカウントから139キロ直球をとらえて右翼スタンドへ運び、2ランで一時逆転。「フルカウントだったので、直球がくるかなと思ってイメージしていた。犠牲フライになるかなと思って、まさか入るとは思わなかった。風に乗って入ってくれました」と話した。

18年秋以来となる慶大戦勝利を狙ったが敗れ、1分1敗で第3戦に臨む。菅谷は「切り替えができるチームなので、ここから連勝をして勝ち点を取りたい」。慶大から勝ち点を挙げれば、16年春以来となる。