<北東北大学野球:富士大9-0青森大>◇14日◇第5週第2日◇青森県営球場
富士大(岩手)が青森大に7-0で快勝し、開幕から無傷の9連勝。2季ぶり38度目の優勝を決めた。渡辺悠斗内野手(3年=堀越)が先制2点本塁打を放ち、木下真吾投手(3年=日本文理大付)が5安打完封。同大は全日本大学野球選手権(6月5日開幕、神宮、東京ドーム)に3年連続で出場する。
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照明が点灯されたグラウンドのマウンドに、富士大ナインが集結した。7点リードの9回1死一塁、木下が併殺打でアウトを積み上げ、喜びを爆発。一瞬で歓喜の輪が誕生させた。昨季優勝校から北東北の王座を奪還。優勝回数を歴代最多「38」に更新する1勝を積み上げ、渡辺悠は「冬の期間、つらい練習をみんなで乗り越えてきた。それが結果として出せたのでうれしい」と笑顔を咲かせた。
欲しかった先制点を1発で奪った。1回2死二塁、カウント2-2から5球目の外角直球を捉え、逆方向の右翼芝生席に打球を放り込んだ。4月22日ノースアジア大(秋田)戦以来、6試合ぶりとなる先制2点本塁打は「いい感じに打球も飛んでくれたので入ってくれたかなと思った」。ダイヤモンドを1周すると、二走の麦谷祐介外野手(3年=大崎中央)と右腕を合わせ、喜びをかみしめた。以降は7回までスコアボードに「0」を刻んだが、8回から2イニングで5得点を挙げ、終盤に突き放した。
全日本大学野球選手権の切符を3年連続でつかみ、「日本一」を懸けたトーナメントに臨む。昨年は1回戦で大商大(関西6大学)に延長10回タイブレークの末、1-2で初戦敗退した。安田慎太郎監督(38)は「全日本で勝つためには全勝(優勝)でというところも大事だと思うので、全勝にこだわってやりたい」。今春9試合は71得点8失点で圧倒。残り1試合も全力で勝利へと突き進み、全国舞台に弾みをつける。【相沢孔志】