巨人が17日、広岡大志内野手(26)との交換トレードで、オリックス鈴木康平投手(29)を獲得したことを発表した。
12球団ワーストの防御率4・31の巨人にとって、投手陣の補強は急務だった。特にリリーフ時になると、防御率5・05とさらに下回る。鈴木は今季開幕前から先発に挑戦。オープン戦やファームで先発登板をした経緯はあるものの、4月以降は中継ぎに戻った。今季こそ1軍登板はないが、21年には34試合に登板し、防御率3・03、1勝0敗2セーブとチームのブルペンを支え、リーグ優勝に貢献した経験がある。中継ぎに四苦八苦する巨人投手陣にとって、プロ6年目の最速158キロを誇る剛腕の補強は「適任」といえる。
チームは9回の大勢につなげる勝ちパターンを固められていない。前日のヤクルト戦でも、中継ぎを6人投下して乱打戦を制した。原監督が「束でかかんないとね、今はね」と話している通り、鍵谷、高梨、三上ら経験のある救援陣を頼りながらしのいでいるのが現状だ。腰痛で昨季登板機会のなかった左腕・中川皓太投手がこの日から1軍に合流。先週には平内が戻ってきた。夏場の戦いを前に、徐々に厚みをつけていく。