【楽天】苦手の山形で勝てず最下位逆戻り 来日初登板バニュエロス6失点「結果がすべてです」

楽天対ソフトバンク 7回表ソフトバンク2死一塁の場面で降板した荘司(右)は石井監督から声をかけられる(撮影・浅見桂子)

<楽天1-10ソフトバンク>◇17日◇山形

楽天は、4年ぶりとなる山形市の「きらやかスタジアム」での主催試合を、勝利で飾れなかった。

打線はソフトバンク先発和田の前に沈黙し、2点を追う8回に来日初登板を果たしたマニー・バニュエロス投手(32)は2/3回を4安打6失点。捕手太田とのサインが合わず、首を振る場面が目立った。石井監督は「あれだけ首を振られちゃうと。いろんなものを精査しながらサイン出している。首を振って自分のボールを投げるということになっちゃうとキャッチャーも制御できない。ボール自体も空振りまでたどり着けなかった。今日のピッチングではちょっと厳しかった」と奮起を求めた。

ほろ苦いデビュー戦となったバニュエロスは「結果がすべてです。(捕手)太田選手はプレーしている時間も長いですし、もっと信用して、従っていければ良かった」と反省した。

これで山形県内での公式戦は通算1勝9敗と、なかなか勝利を届けることができない。今季初の3連勝を逃し、16日の5位浮上から、1日で最下位へ逆戻りとなった。

【スコア】プロ野球スコア速報>>