中西太さん死去を悼み日本ハム-西武で黙とう 西鉄で黄金期支え、日本ハムでは監督務める

日本ハム対西武 試合前、中西太氏が亡くなったことを受け黙とうする西武ナイン(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム-西武>◇18日◇エスコンフィールド

西鉄ライオンズの黄金期を支えた中西太氏(日刊スポーツ評論家)が、11日午前3時38分、東京都内の自宅で心不全のため死去していたことが18日、分かった。90歳だった。

74~75年まで日本ハムの監督を務め、西武の前身、西鉄ライオンズで活躍した同氏の死去を悼み、日本ハム-西武戦前には、エスコンフィールドの大型ビジョンに日本ハム監督時代の画像が掲示され、黙とうがささげられた。試合中は、弔意を表す半旗が掲げられた。

同氏は西鉄ライオンズの黄金期を支え、現役時代は“怪童”と称されたスラッガーだった。本塁打王5回、首位打者2回、打点王3回のタイトルを獲得。日本ハムでは74、75年と指揮を執り、1年目は前期が25勝36敗4分け、後期は24勝39敗2分けで、いずれも6位、2年目は27勝30敗8分けで、後期が28勝33敗4分けで、いずれも4位だった。

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