【関西学生】同大・松井涼太、熾烈な首位打者争い続く 5厘差で2位の近大坂下の22日結果次第

同大・松井涼太(2021年5月撮影)

<関西学生野球:同大2-1立命大>◇21日◇最終節2回戦◇わかさスタジアム京都

同大は立命大に2連勝し、全日程を終えた。

21日の試合を終え、打撃成績のトップに立つのは松井涼太外野手(4年=東邦)だ。打率は4割6分7厘で2位の近大・坂下翔馬内野手(4年=智弁学園)と5厘差。近大は明日22日に試合を残すため、熾烈(しれつ)な首位打者争いは坂下の結果次第となる。

この日は1打席目に左安打を放ち、花野巧監督(69)の指示で交代。「監督、コーチ、チームメート、みんなで打たせてくれた。1本出てよかった」と笑みを浮かべた。

松井が首位打者となれば、4季連続で同大選手の獲得となる。自ら考え、課題に意識して取り組む先輩の姿を見てきたという。

首位打者は「1打席1打席やった結果。プレッシャーの中で打てる選手が今後上のレベルでやる中で大事になってくると思う」と謙虚だった。「首位打者を取れるか分からないけど、また秋に取れるように頑張りたい」とさらなるレベルアップに向けて再始動する。